SDGs

宜野湾ガス㈱のSDGsへの取り組み

　SDGs（Ｓｕｓｔａｉｎａｂｌｅ　Ｄｅｖｅｌｏｐｍｅｎｔ　Ｇｏａｌｓ：持続可能な開発目標）とは、2015年に国連サミットで採択された2030年までの開発目標です。

　持続可能な世界を実現するための17のゴールから構成されており、具体的には、社会が抱える様々な問題（貧困、健康・福祉、気候変動、エネルギー等）を解決するために世界全体で取り組むべき共通目標としています。

　宜野湾ガス株式会社は、ガス事業を通じて地域社会の発展に貢献するとともに、保安確保を徹底し、常に安心で安全なガスの供給を図ることで、お客様から信頼、評価され選択していただける企業であり続けることを行動指針としています。

　この行動指針のもと、地域に密着した事業を展開することでSDGｓの達成に取り組んでいきます。

【SDGsの達成に向けた取り組み】

１．防災・中核充填所（エネルギーの安定供給）
　保安管理体制の充実、ガス設備の検査、保安教育、保安啓発活動や地震対策の推進を通して、災害時でも断絶しないライフラインの整備やガスインフラの早期復旧可能な体制構築に取り組みます。

　当社は経済産業省より認定された「災害対応中核充填所」を保有しております。
中核充填所とは、大規模災害時において、被災地域に対してガスを安定供給できるよう設備を強化したLPガス配送基地です。
　中核充填所は、沖縄県内で当社を含め7社が認定されており、当社は2013（H25）年11月にその認定を受けました。
　中核充填所には、災害時にも自立的に稼働できるようにするため、非常用発電設備、緊急用通信設備、ＬＰガス車等が配備されております。
　LPガスは都市ガスや電力などの系統供給とは異なり、容器に充填したLPガスを各戸に配送する「分散型」供給を行っています。これにより、異常があった場合にも迅速に復旧が可能な災害時等に強い、将来的にも持続可能（サステナブル）なエネルギーとしての性質を持ち合わせております。
　当社は、LPガスの安定供給を通じ、今後も発展した社会と人々の豊かな暮らしを継続的かつ安定的に支えます。

[当社での災害時LPガス供給支援訓練の様子]

　2020年10月には、当社関連の介護総合施設「ケアビレッジふれあい我如古」に災害対応の大型タンク（バルク）、LPガス仕様の非常用発電機、エアコン（GHP)を設置しました。
　施設を災害対応とすることで、同施設は2021年6月に大規模災害発生時の高齢者などの支援を行う「福祉避難所」として、民間運営施設としては初めて宜野湾市と協定を結びました。

【貢献できるSDGs】

７．エネルギーをみんなに、そしてクリーンに

９．産業と技術革新の基盤をつくろう

１１．住み続けられるまちづくりを

１３．気候変動に具体的な対策を

２．環境負荷の低減

　当社は環境負荷低減、ペーパーレス化に加えて業務効率化を目的にLPガスの集中監視システムを順次取り付けていきます。
　集中監視システムの導入により、検針に向かう車輛の排気ガス排出量の低減、ガス検針伝票のペーパーレス化に加え、ガスメーターのオンライン化で得られるデータをもとに、効率的なガス配送を実現することで更に排ガスの削減を図ります。
また、必要な保安情報を自動で取得、対応することでお客様へより安全で安定的なエネルギー供給を可能にします。
　また、検針票廃止とWEB明細の普及を進展させていくことで、より一層のペーパーレス化とWEB明細ご利用のお客様の個人情報の保護、ガス利用明細確認の利便性向上を図ります。

【貢献できるSDGs】

７．エネルギーをみんなに、そしてクリーンに

９．産業と技術革新の基盤をつくろう

１１．住み続けられるまちづくりを

１３．気候変動に具体的な対策を

３．従業員への取組

【リフレッシュ】
　スポーツやレクリエーションを通して、明るく笑顔が絶えない賑やかな家族のような社内環境を目指しています。
【資格取得奨励制度】
　資格取得を積極的に支援するため、会社が推奨する公的資格取得に対し資格取得手当・受験費用補助をする奨励制度を実施しています。
【労働環境整備】
　有給取得率の向上、ハラスメントの防止、インフルエンザ予防接種・人間ドック受診費用の会社負担等、福利厚生面の向上など、様々な角度から男女の隔たてなく活躍できる労働環境の整備に努めています。

【貢献できるSDGs】

３．すべての人に健康と福祉を

４．質の高い教育をみんなに

５．ジェンダー平等を実現しよう

８．働きがいも経済成長も